Netflixは値上げ後も価値あり?コスパを検証

度重なる値上げで「高い」と言われがちなNetflix。本当にコスパは悪いのか?月額料金に見合う価値があるのか、他サービスとの比較を交えて徹底検証します。

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Netflixの値上げの歴史を振り返る

Netflixは日本でのサービス開始以来、何度も料金改定(値上げ)を行ってきました。まずはその歴史を整理してみましょう。

2015年のサービス開始時、最も安いベーシックプランは月額650円でした。それが段階的に値上げされ、ベーシックプランは最終的に1,140円に。そしてベーシックプランは2023年に廃止され、代わりに広告付きスタンダード(890円)が登場しました。

スタンダードプランは当初1,200円だったのが、現在は1,490円に。プレミアムプランも1,800円から1,980円へと上昇しています。

2015年:950円(サービス開始時)

2018年:1,200円(+250円)

2021年:1,490円(+290円)

2023年:1,490円(据え置き+広告付き890円を新設)

2025年:1,490円(据え置き、プレミアム1,980円に値上げ)

こうして見ると、約10年で月額が500円以上値上がりしていることがわかります。「また値上げか…」という声が上がるのも無理はありません。

ただし、この間にコンテンツの量と質は大幅に向上しており、オリジナル作品への投資額も急増しています。値上げには一応の理由があるわけです。

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月額料金あたりの「視聴コスパ」を計算してみた

「高い・安い」は感覚論になりがちなので、具体的に数字で「コスパ」を可視化してみましょう。

映画館との比較
映画館のチケットは現在1,900円前後。つまりNetflixの広告付きプラン(890円)なら映画1本分の半額以下で、1ヶ月間見放題。映画を月に2本以上観るなら、それだけでNetflixの方が圧倒的にお得です。

レンタルとの比較
Blu-rayの新作レンタルが1本400〜500円として、月に3本レンタルすれば1,200〜1,500円。Netflixなら月額890円で見放題なので、レンタル派もNetflixに乗り換えた方がコスパは良い計算になります。

1日あたりのコストに換算すると…
広告付きスタンダード(890円)÷ 30日 = 約30円/日
スタンダード(1,490円)÷ 30日 = 約50円/日
プレミアム(1,980円)÷ 30日 = 約66円/日
缶コーヒー1本(約130円)よりも安いと考えると、なかなかの高コスパです。

もちろん「全然観ない月がある」という人もいるでしょう。月に1〜2本しか観ないなら、正直コスパは良くありません。週に2〜3時間以上視聴するなら、十分に元は取れると言えます。

個人的な体感では、月に映画3本+ドラマ1シリーズ分くらい観れば「元は取った」と思えるライン。それ以上観る月は「圧倒的にお得」と感じています。
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他の動画配信サービスとのコスパ比較

Netflixが本当にコスパが良いのか、主要な動画配信サービスと横並びで比較してみましょう。

Amazon Prime Video:600円(年払い約492円)

Netflix 広告付き:890円

DMM TV:550円

Hulu:1,026円

Netflix スタンダード:1,490円

Disney+:1,140円

U-NEXT:2,189円(毎月1,200pt付与で実質989円)

月額だけ見ると、Netflix(広告なし)は中〜上位の価格帯。最安のDMM TV(550円)やAmazon Prime Video(600円)と比べると、約2.5〜3倍の差があります。

ただし、コスパは「料金÷得られる体験」で決まるもの。Netflixのオリジナルコンテンツの質を考えると、単純に月額の安さだけでは測れない価値があります。

例えば「イカゲーム」「ウェンズデー」「ストレンジャー・シングス」などの世界的ヒット作は、Netflixでしか観られません。これらの作品1本で数十時間楽しめることを考えると、コンテンツの独自性という観点ではNetflixのコスパは非常に高いと言えます。

一方、アニメ中心ならDMM TV(550円)、国内コンテンツ重視ならHulu(1,026円)やU-NEXT(実質989円)の方がコスパは上。自分が「何を観たいか」で最適なサービスは変わってきます。

Netflixのコスパを最大化する5つのテクニック

Netflixに加入するなら、コスパを最大限に引き出す工夫をしておきたいところ。実践的なテクニックを5つ紹介します。

1. まずは広告付きプランで始める
最安の890円で始めて、広告が本当に気になるか確認する。意外と平気なら、そのまま890円で長く使えます。年間で約8,400円の節約になります。

2. プロフィールを活用する
1つのアカウントで最大5つのプロフィールを作成可能。家族それぞれがプロフィールを持つことで、レコメンドの精度が上がり、面白い作品に出会いやすくなります。

3. 「観ない月」は一時休止する
旅行や仕事が忙しくて観る時間がない月は、一時的に解約するのも手です。Netflixはいつでも解約・再開ができるので、観ない月の料金を節約できます。視聴履歴やマイリストは解約後10ヶ月間保持されます。

4. マイリストを積極的に活用する
気になった作品はすぐにマイリストに追加。「何を観よう…」と迷う時間を減らすことで、限られた視聴時間を有効活用できます。配信終了が近い作品は優先的にチェック。

5. 言語学習に活用する
字幕・吹替の切り替えで英語学習に使えば、Netflixが「学習教材費」にもなります。月890円の語学教材と考えれば、かなりのコスパです。「Language Reactor」などのChrome拡張を使えば、さらに効率的に学習できます。

これらのテクニックを組み合わせれば、同じ月額料金でも得られる価値は大きく変わります。ただ漫然と観るのではなく、意識的に活用することがコスパアップの鍵です。

まとめ:値上げ後のNetflixは「それでも価値あり」

値上げを繰り返してきたNetflixですが、結論として「それでも十分に価値がある」と言い切れます。

確かに月額1,490円(スタンダード)は安くはありません。でも、毎年170億ドル以上をコンテンツ制作に投じ、毎月のように世界レベルの新作が追加されるサービスが1日50円で使えると考えると、冷静に見てもコスパは悪くないでしょう。

特に広告付きプラン(月額890円)の存在は大きい。1日約30円で世界最大級のコンテンツライブラリにアクセスできるのは、率直に言って破格です。

Netflixは10年で500円以上値上げしたが、コンテンツの質も大幅向上

1日あたり26円〜66円と、映画館やレンタルより圧倒的に安い

オリジナルコンテンツの独自性は他サービスにない価値

コスパ最大化には広告付きプラン+一時休止の活用が有効

週2〜3時間以上視聴するなら「値段以上の価値あり」

もちろん「月に1本も観ない」という月が続くなら、解約した方がお得です。Netflixはいつでも再開できるので、「観たい作品が溜まったら再加入」という使い方もアリ。

動画配信サービスは無理なく楽しむのが一番。自分の視聴ペースに合ったプランを選んで、Netflixのコンテンツを思い切り楽しんでください。

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