YouTube Premium vs Spotify|そもそも何が違う?
音楽サブスクを選ぶとき、最近よく比較されるのがYouTube PremiumとSpotifyです。「音楽だけならSpotify」「動画込みならYouTube Premium」と単純に割り切れればいいのですが、実際にはもう少し複雑な事情があります。
YouTube Premiumは「動画プラットフォームの有料版」であり、特典としてYouTube Music Premiumが付いてきます。一方Spotifyは「音楽配信に特化したサービス」で、動画機能はほぼありません。
つまり、比較するなら「YouTube Premium(動画+音楽)vs Spotify(音楽特化)」という構図になります。サービスの性格が根本的に違うので、「どちらが優れている」ではなく「自分のスタイルにはどちらが合うか」で選ぶのが正解です。
両方を半年以上使い比べた経験から、それぞれの強みと弱みを正直に比較していきます。
YouTube Premium:月額1,280円(YouTube Music Premium込み)
YouTube Music Premium 単体:月額1,080円
Spotify Premium:月額1,080円
Spotify Free:無料(広告あり・シャッフル再生のみ)
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音楽機能の比較|音質・選曲・プレイリスト
まずは音楽サービスとしての実力を比較します。YouTube MusicとSpotifyの音楽体験の違いを具体的に見ていきましょう。
楽曲数:ほぼ互角
YouTube Musicは1億曲以上、Spotifyも1億曲以上を配信。主要アーティストの楽曲はどちらでもほぼ聴けるので、楽曲数での差はほとんどありません。
音質:Spotifyがやや有利
Spotifyは最大320kbps(OGG Vorbis)、YouTube Musicは最大256kbps(AAC)。数字上はSpotifyが上ですが、正直カジュアルリスナーが聴き分けられるレベルの差ではありません。ハイレゾ音源を求めるなら、どちらもApple Musicに劣るのが正直なところです。
レコメンド・プレイリスト:Spotifyが一歩リード
Spotifyの「Discover Weekly」「Release Radar」は音楽発見ツールとして非常に優秀。自分の好みに合った新しいアーティストとの出会いを提供してくれます。YouTube Musicのレコメンドも悪くないですが、Spotifyの精度と比べるとまだ発展途上という印象。
YouTubeにしかないライブ音源、カバー動画、ファンメイドのリミックスなども検索・再生可能。公式配信されていないレアな音源を見つけられるのは、YouTube Musicならではの圧倒的な強みです。
歌詞表示:Spotifyがリード
Spotifyはほぼすべての楽曲でリアルタイム歌詞表示に対応。YouTube Musicも歌詞機能はありますが、対応曲がSpotifyほど多くないのが現状です。
音楽体験だけで比べるなら、正直Spotifyの方が洗練されている。でもYouTube Musicの「YouTubeにある音源も全部聴ける」という強みは、代えがたい魅力です。
YouTube Premium
サブスクリプション広告なしでYouTubeを快適に。バックグラウンド再生、オフライン保存、YouTube Musicも利用可能。YouTube Originalsも視聴可。
月額2,280円で最大5人まで利用可能。1人あたり456円で広告なし・バックグラウンド再生・YouTube Musicが使える。
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動画・バックグラウンド再生の比較
ここからがYouTube Premiumの本領発揮。動画プラットフォームとしての価値を加味すると、比較の構図が大きく変わります。
動画コンテンツ:YouTube Premiumの圧勝
当然ですが、Spotifyに動画コンテンツはほとんどありません。YouTube Premiumなら世界最大の動画プラットフォームが広告なしで使い放題。ミュージックビデオはもちろん、教育系・エンタメ系・ニュースなど、あらゆるジャンルの動画を快適に楽しめます。
バックグラウンド再生:使い方が全然違う
Spotifyは音楽アプリなのでバックグラウンド再生は当然。YouTube Premiumのバックグラウンド再生は「動画の音声だけ聴く」使い方ができるのがポイントです。ポッドキャスト、講義動画、ニュース解説などをながら聴きできるのは、Spotifyにはない体験です。
ポッドキャスト:Spotifyがリード
ポッドキャストはSpotifyが圧倒的に強いジャンル。独占配信のポッドキャストも多く、ポッドキャストリスナーにはSpotifyの方が使い勝手が良いです。ただしYouTubeにもポッドキャスト的なコンテンツは大量にあり、「動画付きポッドキャスト」という形式ではYouTubeに軍配が上がります。
オフライン保存
YouTube Premiumは動画のオフライン保存に対応。Spotifyも楽曲のオフライン再生が可能。どちらもモバイルデータを節約できるので、外出時の使い勝手はほぼ互角です。
コスパ比較|トータルで得なのはどっち?
月額料金だけでなく、「得られる体験の総量」で考えるコスパを比較してみましょう。
音楽だけならSpotifyが安い
Spotify Premium(月額1,080円)に対して、YouTube Music Premium単体は月額1,080円。料金は同額ですが、音楽サービスとしてのレコメンド精度やプレイリスト機能ではSpotifyに一日の長があります。
動画も音楽も使うならYouTube Premiumが圧倒的
YouTube Premium(月額1,280円)は、YouTube Music Premium込み。つまり「+200円で世界最大の動画サービスが広告なしになる」と考えると、動画を観る人にとっては信じられないコスパです。
音楽メイン → Spotify(980円)がコスパ◎
動画メイン → YouTube Premium(1,280円)がコスパ◎
両方使う → YouTube Premium 1本で完結(1,280円)
両方別々に契約 → Spotify+YouTube Premium = 2,260円(割高)
ファミリープランの比較
YouTube Premiumファミリーは月額2,280円で最大5人まで利用可能(1人あたり456円)。Spotifyファミリーは月額1,580円で最大6人まで(1人あたり約263円)。家族でシェアする場合はSpotifyの方が安いですが、動画特典がつくYouTube Premiumの方がトータルの価値は高いと言えます。
個人的な結論としては、「YouTubeを毎日観る+音楽も聴く」ならYouTube Premium一択。「音楽しか聴かない」「YouTubeはPCでしか見ない」ならSpotifyの方がコスパは良い。
自分の使い方を振り返って、YouTubeと音楽のどちらに重心があるかで判断するのがベストです。
まとめ:あなたに合うのはどっち?
YouTube PremiumとSpotifyの比較をまとめると、サービスの方向性が根本的に違うので、単純な優劣はつけられないというのが正直な結論です。
・YouTubeを毎日使うヘビーユーザー
・動画も音楽も1つのサブスクでまとめたい人
・バックグラウンドでYouTubeの音声を聴きたい人
・YouTubeの広告にストレスを感じている人
・音楽メインで使いたい人
・プレイリスト機能やレコメンド精度を重視する人
・ポッドキャストをよく聴く人
・YouTubeはそこまで使わない人
・少しでも安くサブスクを抑えたい人
なお、YouTube PremiumとSpotify Freeを組み合わせるという裏技もあります。音楽はSpotifyの無料プランで我慢して(広告ありシャッフル再生のみ)、YouTubeの快適さにお金を使うという選択肢。月1,280円で動画と音楽の両方をそこそこカバーできます。
どちらも無料体験・無料プランがあるので、実際に両方使ってみて自分のスタイルに合う方を選ぶのが後悔しないコツです。まずは30日間、じっくり試してみてください。